医療法人社団やまと やまと在宅診療所名取

〒981-1232宮城県名取市大手町1丁目1番地22 NNハイツ1号室

TEL

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022-397-6313

FAX

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022-397-6327

在宅医療とは

WHAT IS HOME CARE

在宅診療とは

在宅診療とは、通院が困難な患者様のお宅へ、医師が定期的に訪問し、総合的に健康管理を行うものです。

定期的な訪問に加え、緊急時には365日×24時間体制で対応し必要に応じて臨時往診や入院先の手配を行います。

訪問診療は、治療だけでなく転倒予防や寝たきりの予防など予測されるリスクを回避し入院が必要な状況を未然に防ぐように努め、患者様を介護するご家族様もサポートしていくことも重要な役目です。私たちは地域の病院や介護事業所の方々と連携・協力をしながら患者様が地域で「その人らしく」生きることを総合的にサポートしていきます。

在宅医療の対象となる方

具体的
には?
  • 病院から退院してご自宅での療養を希望される方
  • 在宅ホスピスケアを希望される方
  • 持病が悪化し、通院が困難になられた方
  • 神経難病等による障がいによって、通院が困難な方
  • 日常生活において、呼吸や栄養、排泄等で医療的なサポートを必要とされる方

在宅医療でできること

基本的には入院中とほぼ同様の診療を受けることができます。
※特別な機器を用いる検査や複雑な処置などは地域病院と連携しお受けいただきます。

通常診療 問診や触診、「呼吸」「脈拍」「血圧」「体温」の測定など
点滴 入院中に使用される点滴の大半は処置可能
カテーテル管理 自分で排泄できない患者様のための「カテーテル」の管理
経管栄養管理 口から食事ができなくなったしまった方の、胃ろうなどによる栄養管理
褥瘡の処置 褥瘡(いわゆる“床ずれ”)のケア
がん緩和ケア 痛みのコントロールなど
お看取り 住み慣れたご自宅でのお看取り
その他 腹水・胸水穿刺、血液検査、心電図検査、超音波検査などの各種検査、湿布や軟膏、目薬などの処方

在宅医療のメリット

住み慣れた場所で、ご家族とのつながりを感じながら療養できることが最大のメリットです。
また、複数の医療機関から処方されたお薬の整理などさまざまなメリットがあります。

  • 通院・通院介助の負担がない。入院費用がかからない
  • お薬の管理が総合的に受けられる
  • 定期診療により体調不良の兆しを見つけられる
  • かかりつけ医が24時間×365日対応(やまと在宅診療所の場合)
  • 訪問看護など、介護サービスについての相談ができる

【その他】

夜間休日往診
訪問診療を受けている患者さんの病状に変化があり、患者さん本人やご家族から診察の求めがあった場合に自宅を訪問して診療します。
日中の通常診療の時間帯以外であっても、休日や夜間帯にも随時対応いたします。
電話再診
訪問診療を受けている患者さんで、患者さん本人やご家族が症状や治療上の問題や不安などについて電話で意見を求めた場合、医師や看護師がアドバイスいたします。
各文書の発行
紹介状、診断書、介護保険の主治医意見書などの医療・介護に関わる必要な文書を発行いたします。
予防接種
主にインフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの在宅予防接種を行っています。

在宅診療のよくあるご質問

「高額療養費制度」の対象となりますか?
療養される場所や症状、健康保険の自己負担割合によって異なりますが、下記が目安です。また、「高額療養費制度」の対象となり、自己負担額を抑えることができます。
定期診療日以外の日や、夜間・休日の診療はできますか?
可能です。24時間・365日、いつでもご連絡ください。必要に応じて往診いたします。
また、お身体の状態により、提携病院への搬送や入院加療の手続きなども行います。
診療はご高齢の方や要介護度の高い方のみですか?
多様な症例、介護度の患者様の診療を行っています。また、ご高齢の方だけでなく指定難病やがんの方など40歳未満の患者様も少なくありません。
施設に入居していますが、受診可能ですか?
有料老人ホームやグループホームなど、施設に入居中の方の診療も行っています。
入居施設との調整が必要になりますので、施設最寄りの診療所へご相談ください。
訪問曜日や時間の指定はできますか?
お身体の状態やご都合を踏まえて、患者様ごとにご相談のうえで決定いたします。
基本的には同じ曜日になるよう調整いたしますが、前後する場合もございます。
最期まで自宅や施設で過ごせますか?
可能です。身体的・精神的苦痛を和らげ、患者様の生活の質向上のためのサポートをいたします。痛みのコントロールには、症状により貼り薬などの扱いやすい医療用麻薬を用いることもできます。